岐阜県金生山 産 組成は炭酸カルシウムで、石灰岩や 大理石、鍾乳石はこの方解石でできた岩石。 多くの産地で見られるポピュラーな鉱物で、 非常に多くの結晶形をする事で知られている。 こちらは先端の角度が緩くなった三角錐状で 各錘面に広角の稜線がある。 上下49mm。 | |
同上 産 上と同じ三角錐状の結晶だが、透明な結晶の 内部にも赤褐色の三角錐が見える。 水晶に 見られる「山入り」と同じ結晶のタイプで、 「ファントム方解石」といったところか。 上下32mm。 |
同上 産 この産地の方解石には1部紫外線でオレンジに蛍光する物が あるが、恐らく微量のマンガンが含まれる為だろう。 実際 マンガンやクロムを含む粘土が確認されている。 左は釘頭 状結晶、右は陣笠状結晶のクラスター。 左;左右78mm。 右;左右65mm。